芦屋セントラルビル

芦屋セントラルビルは、芦屋で暮らす人、遊びにくる人、働く人、さまざまな人が集まり、 思い思いの豊かな時間を過ごせる複合施設を目指しています。 建物が街と－体となるように開いたデザインは人と場をつなぎ、新しい芦屋の魅力の創出をしていきます。

建物は、一方通行の前面道路から斜め進行方向に公園がある美しい町並みの環境下にあります。
計画時、前面道路から見た視線は、公園の空地と緑に導かれ、建物と反対方向に視線が集中する状況であったため、計画地に視線を向ける変化が必要だと考えました。閉ざされた建物が連続する街並みの中で、道路面に大きく開かれた建物は、自然と人の視線を変える環境を創出しています。ファサードは、大きな開口を連続的に配置し、道路に向かって規則的に凹凸を設けた印象的な形状とすることで、人が自然と建物に導かれる建築としています。そして、多くの人が行き交う場所となることを創造しています。